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私は島の旅が好きで、特に瀬戸内海の島が好きです。

今までに小豆島、直島、豊島、生口島、因島など、瀬戸内海の美しい島々を巡ってきました。
今回は、これらの島々が持つ独自の魅力に加え、なぜ長期滞在や移住の候補地として検討する価値があるのかを深掘りしてご紹介します。
島の暮らしがもたらすメリット
まず、島での生活がどのような恩恵をもたらすのか見ていきましょう。
穏やかな時間とオーバーツーリズムからの解放
島は海に隔てられているため、本土では問題になりがちなオーバーツーリズムとは無縁です。
観光客が殺到することなく、ゆったりとした時間を過ごせるのが最大の魅力。
日常の喧騒から離れて心穏やかに暮らせる環境は非常に重要です。
経済的なゆとりとコンパクトな生活圏
一般的に、島の宿泊施設は本土に比べて料金が手頃な場合が多いです。これは長期滞在の費用を抑える上で大きなメリットとなります。
また、島の町は居住地域が限られているため、コンパクトにまとまっているのが特徴です。

最近の地方都市では、ロードサイドに大型商業施設が点在し、車なしでは生活しにくい場所が増えていますが、島ではそうした心配が少ないです。
小豆島や直島だと、島内を回るバスも毎時1本以上の本数はあります。

昔ながらの商店や小さなスーパーが町の中心部にしっかりと残り、徒歩や自転車で日常の買い物を済ませられることがほとんどです。
これにより、車がなくても快適に生活でき、環境にも優しい暮らしが実現します。
観光の際も、車に頼らず徒歩や自転車で島を巡る楽しさがありますね。
クマの心配がない安心感
最近、各地でクマの出没が相次ぎ、不安を感じている方も多いでしょう。

しかし、島にはクマが生息していないため、出没の心配を一切せずに安心して過ごせるという、意外ながらも大きなメリットがあります。
自然豊かな環境で、安全に散策やアウトドアを楽しみたい方には特に嬉しいポイントです。
数ある島々の中で瀬戸内海をおすすめする理由 交通アクセス面から
日本には沖縄の離島、伊豆大島などの伊豆諸島、長崎の五島列島など、魅力的な島々がたくさんあります。私も五島列島の福江島を訪れたことがありますが、その景色は本当に素晴らしいものでした。
その中でも私が特に瀬戸内海の島々をおすすめする理由は、その圧倒的な交通アクセスの良さにあります。
本土とのスムーズなつながり
瀬戸内海の島々は、橋で本土とつながっている島もあれば、フェリーの便が非常に頻繁に出ている島も多いです。
岡山県の宇野港、広島県の宇品港、香川県の高松港、愛媛県の今治港や松山港、兵庫県の姫路港など、主要な港からわずか10分から1時間程度で到着できる島がほとんどです。

このアクセスの良さから、中には本土に船で通勤・通学している方もいるほどです。
しまなみ海道の島は特にアクセス抜群
また、「しまなみ海道」でつながる島々は、福山駅や尾道駅(広島県)、今治駅や松山駅(愛媛県)からバスで直接アクセスできます。

このように、陸路と海路の両方で本土との行き来が非常にしやすく、長期滞在中に本土へ用事があっても気軽に移動できるのは、他の多くの離島にはない大きな強みです。
移住を考える際も、家族や友人との交流、医療機関へのアクセスなどを考慮すると、この利便性は計り知れません。
瀬戸内海の島は「暮らす」場所としても魅力的
今回は、瀬戸内海の島々が持つユニークなメリットについて解説しました。これらの島々は、単に観光で訪れるだけでなく、長期滞在やワーケーション、さらには本格的な移住先としても非常に適しています。
穏やかな環境、生活コストの低さ、コンパクトで便利な町並み、そして本土との良好なアクセス。これらが揃った瀬戸内海の島々を訪れてみてはいかがでしょうか。
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