鉄道株 優待解説

JR

山手線
東北新幹線 E5系
高輪ゲートウェイ

配当利回りは1.7%程度と鉄道株としては普通です。グループ施設割引サービス券は100株からですが、乗車割引チケットは300株からなので鉄道利用の優待はそこまでオトクとはいえません。

JR東日本は不動産事業や飲食、百貨店など多岐にわたる事業を展開。沿線人口が増えている関東圏をメインにしているのは強みです。新幹線は上越・東北・北陸新幹線を有しており旅行需要も大いに期待できます。

私は以前購入していて現在は保有していませんが、注目の銘柄です。株価が調整局面になった際に購入検討したいかと思います。

北陸新幹線
新快速列車
広島駅再開発イラスト

配当利回りは2.5%程度と鉄道株としてはやや高いです。グループ施設割引サービス券は100株から、乗車割引チケットは100株から、JR西日本管内の片道乗車券と特急料金4列車までが半額というのはかなりオトクです。

JR西日本は不動産事業や飲食、百貨店など多岐にわたる事業を展開。現在関西万博で盛り上がっている関西で今後もインバウンド需要が期待できます。

私は新NISAで100株購入しています。JR西沿線民&鉄道旅行者はガチホの銘柄ですね。

東海道新幹線
リニア中央新幹線車両
JR東海

配当利回りは0.7%程度と低いです。乗車割引チケットは500株からで、10%の鉄道乗車割引券のみです。購入のハードルが高いうえに優待内容もイマイチです。

JR東海は現状は東海道新幹線の収益が大きな柱となっています。しかし東海道新幹線は開業から60年が経過し線路基盤の老朽化が進んでいます。リニア中央新幹線も開業時期が見通せない状況です。

収益性はありますが、購入するにはイマイチな銘柄です。

九州新幹線
燃料電池車「DENCHA」
不動産事業

配当利回りが鉄道株としては高い2.9%となっています。普通・快速列車のみ利用できる1日乗車券と株主優待割引チケットがもらえます。

JR九州は走る不動産会社と言われていて、鉄道収入よりも不動産収入のほうが多いことが知られています。沿線人口が減少が予想されますが、成長著しい福岡都市圏の開発が好調なので将来性は高いと考えられます。

鉄道の観点からだと、787系など特急車両が軒並み古く、更新が必要でコストの増大が気がかりです。

配当が一定程度あるので配当狙いで買う手もあるでしょう。私も気になる銘柄です。

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