今回は、追加で特急料金を支払うことによって特急も利用可能な「フリーきっぷ」がオトクな理由、そしておススメのきっぷを紹介していきます。
おススメな理由


18きっぷや「北海道東日本パス」などの普通列車快速列車のみ乗車できるきっぷは、価格は安いです。
しかし、普通・快速列車しか乗れないため乗り継ぎでの接続が悪かったり、普通列車のスピードが遅かったり単線で行違い待ちで時間がかかり移動の制約がされます。

えきねっと&50歳以上から加入の大人の休日俱楽部会員のみの発売です

e5489限定そしてWESTERポイントが110ポイントないと購入できません
特急や新幹線も乗り放題のきっぷは、値段が割高だったり発売時期などが制限されている場合があります。
その点特急や新幹線を追加料金支払えば乗れるフリーきっぷはかなり汎用性が高いと感じます。
オトクなきっぷを紹介
ではオトクなきっぷを紹介していきます。
JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ
JR東海の普通列車と、東海エリアの16の私鉄が利用できるフリーきっぷです。

別料金を支払うことで、特急列車や東海エリア内の新幹線(ひかり・こだま)に乗車することも可能です。「のぞみ」は利用できません。
東海道線では熱海まで、御殿場線では国府津までエリアに含まれています。御殿場線の松田で小田急線に乗り換えれば、熱海から乗るよりも首都圏(新宿)まで800円、安く移動することが可能とされています。

このきっぷは土日祝の連続する2日間の他、休日と休日の翌日という組み合わせでも利用できます。年末年始・ゴールデンウイーク・お盆期間中の混雑期間は発売されません。
多くの私鉄や第三セクター鉄道が乗れるのでかなりオトクなきっぷです。
「青空フリーパス」

愛知県や岐阜県、三重県、静岡県西部といった名古屋近郊エリアの在来線が1日乗り放題になる、非常に使い勝手の良いきっぷです。2620円で広範囲が乗り放題となるため、例えば名古屋から伊勢方面へ日帰り旅行をしたり、岐阜方面のローカル線巡りをしたりするだけでも、すぐに元が取れてしまうほどのコストパフォーマンスを誇ります。
追加料金でも新幹線が乗れないのは残念ではありますが、特急は追加料金で乗れますし、伊勢鉄道が乗れるのがうれしいですね。
「えちごツーデーパス」
続いては、JR東日本新潟支社が提供する「えちごツーデーパス」です。新潟県内のJR線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線が連続する2日間乗り放題となる、鉄道ファンにはたまらないきっぷです。
大人2,800円の料金で、2日間広大な新潟県内を乗り放題できるのは破格と言えるでしょう。


特に、普通運賃が高くなりがちな第三セクター路線も含まれているのが大きな魅力です。
「えちごツーデーパス」も、特急券を別途購入することで特急列車に乗車でき、上越新幹線(越後湯沢~新潟間)も特急券の追加で乗車可能です。北陸新幹線については乗車できません。
新潟県内は南北に長く、在来線での移動には時間がかかりますが、新幹線を利用すれば一気に短縮できます。
「のんびりホリデーSuicaパス」「休日乗り放題きっぷ」


「のんびりホリデーSuicaパス」と「休日乗り放題きっぷ」です。東京近郊のJR東日本線、東京臨海高速鉄道線(りんかい線)、東京モノレール線が1日乗り降り自由になるきっぷです。


この両切符は在来線においては利用可能エリアが似ており(違うのは久留里線が利用可能かどうか)、のんびりホリデーSuicaパスは2670円・「休日乗り放題きっぷ」2720円と料金も似ています。
異なる点は「のんびりホリデーSuicaパス」がsuicaに情報を登録しsuicaタッチで利用するもので、特急は追加料金で利用できますが新幹線は利用できません。
一方「休日乗り放題きっぷ」は、自動改札通るきっぷで追加料金でエリア内の新幹線にも乗車することができます。
まとめ:フリーきっぷは「旅の自由度」を高める最高のツール
今回ご紹介した3つのきっぷは、どれも「特急課金」という選択肢を持つことで、旅の自由度を格段に高めてくれます。
旅の始まりは普通列車で、混み合う区間だけ特急に乗り換える。逆に行き帰りは特急列車や新幹線、目的地の近くでは再び普通列車に乗り換えて、その土地の景色をじっくりと味わう。そんなメリハリのある旅は、きっと新しい発見と感動を与えてくれることでしょう。
ぜひ、これらのきっぷを手に、自分だけの旅のスタイルを探求してみてください。あなたの鉄道旅が、さらに味わい深いものになることを願っています。
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