秋の乗り放題パス 福井からの利用法

おとくな鉄道きっぷ
おとくな鉄道きっぷ旅行日記

10/8~10まで秋の乗り放題パス利用で地元福井から旅しました。旅程は以下の通りです。

1日目: 福井駅から出発し、名古屋まで日帰り往復

2日目: 福井県内のローカル線「越美北線」を往復し、沿線を観光

3日目: 敦賀から小浜線、JRバス、新快速を乗り継いで大阪へ向かい、最終的に滋賀県に宿泊  (翌日ICカード普通列車乗り継ぎで帰宅)

福井県北部(嶺北地方)はハピライン沿線なので、JR区間ではありません。使える駅は越美北線の駅のみです。

しかし越美北線利用者が秋の乗り放題パス利用する特例で、敦賀から越前花堂駅までが途中下車しない場合に限り通過利用ができます。下記はJRのページに記載された秋の乗り放題パスの内容です。

■通過特例の取扱いについて
以下の鉄道会社線の区間については、JR線から鉄道会社線を経由して当日中にJR線へ乗り継ぐ場合に限りご利用いただけます。
※途中下車可能駅以外の駅で下車した場合(区間内での下車、区間を越えた乗車等)は、別に全乗車区間の運賃が必要です。
・青い森鉄道線「青森~八戸」間 ※青森駅・野辺地駅・八戸駅に限り途中下車可能
・あいの風とやま鉄道線「富山~倶利伽羅」間 ※高岡駅・富山駅に限り途中下車可能
・IRいしかわ鉄道線「俱利伽羅~津幡」間 ※津幡駅に限り途中下車可能
・ハピラインふくい線「越前花堂~敦賀」間 ※越前花堂駅・敦賀駅に限り途中下車可能

初日は通過特例外のハピライン区間の福井駅で乗り降りすることもあって、ハピラインファンクラブの特典のフリーキップを利用し、ハピライン区間での乗り降りで利用しました。

ハピラインファンクラブは年間1000円の会費で1500円のフリーキップが特典でもらえるのでかなりオトクです。

特典のフリーキップは18きっぷや秋の乗り放題パス利用で福井を旅する際に利用するときにも便利ですし、平日利用もできるので、入会おすすめですね。

秋の乗り放題パス 福井から旅して感じたこと

ここからは、福井から秋の乗り放題パスで旅して感じたことをお伝えします。

福井以北からのハピライン乗り継ぎでも早く到着できる

ハピラインになってからは芦原温泉始発の普通列車の時間帯が早くなり、敦賀7時台の列車にも接続するようになりました。

以前のJR時代は芦原温泉から普通列車乗り継ぎだと敦賀での接続が悪く、11時頃にしか到着しませんでした。

現状だと9時すぎには京都に到着し日帰りもそこまで大変ではなくなりました。接続より京都を15時台に出る新快速に乗って帰途についても6時間半ほど滞在、最終の接続の夜19時台の新快速乗車なら滞在10時間確保できます。

これはハピラインになってからの改善点だと感じます。

越美北線や小浜線は本数少ないのがネック

越美北線や小浜線は本数が少ないのがネックです。数年前よりも本数が減っています。

並行するバスはあって、福井駅から越前大野駅までは並行して京福バスが走ってますし、越前大野駅から九頭竜湖駅までも自治体の運行するバスが走ってます。

ゴコイチバスのダイヤを発表しました(4/26~11/24の土日祝限定) - 若狭美浜観光協会

小浜線であれば、敦賀から美浜三方までは福鉄バス・そして土日祝日でゴコイチバス、上中駅から小浜駅まではJRバス若江線、若狭高浜駅前から東舞鶴駅までは京都交通の路線バスがあります。

福鉄バスが運行するゴコイチバス
JRバス若江線
京都交通のバス

秋の乗り放題パスで小浜線や越美北線の観光地を巡るのであればこれらのバスも活用しておきたいところです。

敦賀~米原の早朝の臨時快速が便利

今回敦賀から米原の早朝の臨時快速に初めて乗車しました。

この快速は停車駅が敦賀と米原だけで途中の駅は全て通過します。なんと長浜も通過し、特急しらさぎと変わらない所要時間で米原に到着します.

この快速はとても便利だと感じました。鉄道youtuberの綿貫さんも動画でとりあげてますね。

この快速に接続する福井駅からの電車も快速列車です。

今回私は、時間に余裕もって福井駅始発の普通列車に乗ったのでこの快速は利用しませんでしたが、ハピラインの快速もあわせて利用すると接続よく米原に到着し、関西方面や名古屋方面に早く到着することができます。

秋の乗り放題パスは、本数がある程度あるJRの駅から乗車した場合はかなりオトクなきっぷでしょう。

ハピライン沿線の福井県北部からでも、越美北線の特例や北陸新幹線フリーパス、北陸三県2dayパス(初日に3セクのみで旅して、二日目を敦賀までで使う方法:逆もあり)などを組み合わせて使えば十分オトクにはなります。

今回紹介した「秋の乗り放題パス」利用期間は残りわずかですし、来年この値段で発売されるか・そもそも来年もこの形で発売されるかも不透明ですが注目のきっぷです。

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