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わくライナーとは?能登と氷見を結ぶ利便性高いバス


「わくライナー」は、石川県の和倉温泉と富山県の高岡・新高岡を氷見経由で結ぶ加越能バスの 運行するバスです。
まずはわくライナーが他のバスや鉄道より便利な点をお伝えします。
氷見線やバスの利便性があまりよくない (新高岡駅からは特に)
高岡から氷見へ向かう従来のルートは、JR氷見線を利用するのが一般的です。
氷見線は美しい車窓で有名ですが、時間帯によっては本数が少ないですし、観光地は氷見駅から少し歩く必要があります。


新幹線の新高岡駅からであれば通常の場合高岡での乗り換えが必要です。
(観光列車のベルモンターニュエメールのみ乗り換えなし)

路線バスにおいても高岡駅から氷見駅の便はある程度ありますが、新高岡駅まで乗り入れる便は少なくなります。
わくライナーは氷見番屋街に行くのに便利

一方「 わくライナー」は、新高岡駅、高岡駅前から、「氷見番屋街」まで直行します(氷見駅には立ち寄りません)
新幹線で新高岡に到着し、キャリーケースを持ったままバスに乗り込むだけで、あとは番屋街に到着するのを待つだけです。
わくライナーのおすすめポイント
気になる運賃ですが、高岡駅前〜氷見番屋街は500円と、非常にお手頃です(新高岡駅前からも同額)。前払いで分かりやすい金額なので、細かい小銭を準備したり両替する必要はありません。
これは、JR氷見線(高岡〜氷見、330円)に乗り、そこからコミュニティバスやタクシー、徒歩での移動を考えれば、圧倒的なコストパフォーマンスと言えます。
しかも、予約も可能なので、座席確保の心配がないのも嬉しいポイントです。
冬の時期は毎日運航
わくライナーは時期によって運行日が異なります。
通常は土日のみの運転ですが、冬場(12月・1月・2月)の時期は「毎日運行」となっています。
冬場であれば平日の観光にも使えます。
「わくライナー」の旅の組み立て例
この「わくライナー」を最大限に活かす、2つの旅の組み立て方をご提案します。
午前中満喫!サクッと氷見市場堪能日帰りコース
朝の便で氷見番屋街を観光
朝、高岡駅または新高岡駅からわくライナーに乗車します。朝の便であれば、8:50には氷見番屋街に到着します。


滞在約2時間!食とお土産に集中
到着後すぐに、新鮮な魚介を扱う飲食ブースへ直行。氷見の海で獲れたばかりの「キトキト(新鮮な)」な海の幸を使った寿司や海鮮丼を、遅めの朝食・早めの昼食としていただきます。
デザートやコーヒーなどの飲み物も売られています。
食後は、番屋街の物産館でお土産の選定。氷見うどんや、地元の醤油、旅慣れた方ならご存知の通り、「食」のお土産は旅の思い出を長く楽しめます。
そして、11:05氷見番屋街発の便で高岡方面へ戻り、新高岡駅に11:35分頃、高岡駅前には11:50頃には到着します。
高岡・氷見観光&和倉温泉への優雅なルート
次に、氷見観光をしっかり楽しんだ後、七尾や能登半島屈指の名湯・和倉温泉へ向かうという、より奥深い北陸周遊をする方向けのプランです。
午前中は高岡や氷見を観光し、お昼に七尾や和倉温泉に向かう
このプランでは、午前中高岡市内を観光します。
午後14:00過ぎに高岡駅からわくライナーに乗車するか、余裕があれば昼ごろに氷見番屋街にバスなどで向かい、食事を楽しんだ後、14:55の番屋街発のわくライナーで七尾方面に向かうというプランです。
氷見市内周遊に便利なバス紹介
さて、旅慣れた皆さんなら、「氷見番屋街だけでなく、市内の観光スポットにも行きたいんだけど?」とお考えかもしれませんね。
わくライナーは1日2往復で便数が少なく、氷見駅には乗り入れません。市内の他の交通手段と組み合わせることで、氷見や氷見以外の各地を周遊する際にも役立ちます。



氷見市街地周遊バス
その名の通り、市街地の主要スポットを巡回するバスです。運賃は一律100円という安さです。
氷見駅前や氷見番屋街まで乗り入れます。
ブリかにバス
ブリかにバスは富山から新港を経由して氷見までを結びます。
既存の交通機関で行くと氷見から新湊は、JR氷見線と万葉線乗り継ぎ、
富山まで行くには氷見線とあいの風とやま鉄道・路線バスとあいの風とやま鉄道or新幹線の乗り継ぎ
となるので富山まで直通で向かうにも便利です。
加越能バス
既存の路線バスは氷見市街地から高岡駅までが比較的本数が多いです。
しかし氷見番屋街や氷見駅前広場までは乗り入れはしていないので、市街地のバス停まで向かい市街地から散策していくのがよいかと思います。


市街地には、この地の出身漫画家の藤子A不二雄氏のアニメキャラクターのモニュメントやからくり時計があり楽しみながら散策可能です。
能登氷見高岡の旅にわくライナーおすすめです
「わくライナー」は北陸新幹線時代の「高岡・新高岡」と、美食の街「氷見」、そして名湯「和倉温泉」という、北陸ゴールデンルートの重要な結節点を結ぶ利便性の高いバスです。
能登と氷見高岡を両方周遊の旅をしたい方は利用検討されてはいかがでしょうか。


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