北陸旅行で困らない!バスのICカード・タッチ決済・デジタルきっぷ徹底解説

各地域の話題

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

北陸のバス決済事情2026!全国共通IC・タッチ決済・MaaSアプリの賢い使い分け

北陸新幹線

北陸新幹線金沢延伸から11年、敦賀開業から2年がたとうとしています。

首都圏や関西圏、中京圏から多くの旅行者が北陸三県(福井・石川・富山)を訪れるようになり、私が住む福井県内でも、リュックを背負った旅行者の姿を日常的によく見かけるようになりました。


新幹線や第三セクター鉄道を使って北陸の主要駅に到着した後、さらにその先の観光地や温泉地へと向かうための「ラストワンマイル」を担うのが、地域の路線バスです。

北陸鉄道バス:石川県全域で運行
どんな会社? 福井県の「京福バス」を事業者訪問。会社沿革と運行車両を一部紹介【バスラマNo.189】 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア  [バスとりっぷ]
京福バス:福井県北部で運行
富山地方鉄道、バス105便減 運転手不足が影響 - 日本経済新聞
富山地鉄バス:富山県富山市周辺・県東部で運行

しかし、普段から鉄道網が発達した都市部で生活している方にとって、見知らぬ土地での路線バス利用は、少しばかりハードルが高く感じられるのではないでしょうか。

特に旅行者を悩ませるのが「運賃の決済方法」です。

今回は

・現在の北陸エリアにおけるバスの決済事情
・スマートに乗車できるスマホ決済の優位性
・デジタルチケットを含むフリーキップの活用

について私の実体験を交えながら詳しく解説していきます。

都市部のバスであれば、乗車時に「Suica」や「PASMO」などの交通系ICカードをピッとタッチするだけで完了します。

最近ではインバウンド対応も兼ねて、外国の方もよく持っているクレジットカード決済も普及してきました。


全国共通ICカードへの対応は地方によって違う

しかし、地方のバスでもICやクレカタッチ対応になりつつありますがコストや需要面でまだ全部に普及していません。

全国的な業界のトレンドとして、地方のバス事業者がSuicaやICOCAといった全国共通ICカードのシステムを新規導入・維持するためには、莫大なコストがかかることが問題視されています。

昨今の経営悪化に加え運転手不足などに苦しむ地方交通において、このシステム維持費は重くのしかかっています。

さらには熊本地域のバス路線のように全国共通ICカード対応後に離脱を検討、あるいは導入を見送る事業者も出始めているのが現実なのです。

では北陸三県でのICカード普及の現状はというと、地域やバス会社によって違います。

「全国相互利用の交通系ICカード」が使用可能な路線もある一方、「タッチ決済」と地域のICカードしか対応してないもの、地域のICカードのみ、そして現金のみのものもあります。

ecomyca | 富山地方鉄道株式会社

これまで北陸三県の路線バスは、独自の交通系ICカードを導入して発展してきました。

石川県・北陸鉄道の「ICa(アイカ)」、富山県・富山地方鉄道などの「えこまいか」などが代表的です。

これらは地域住民の通勤・通学、あるいは買い物などの日常利用には非常に便利で、お得な割引制度も備わっています。

しかし、「その地域を一時的に訪れる旅行者」の視点に立つとどうでしょうか。

数日間の旅行で数回しか乗らないバスのために、わざわざデポジットを払ってその地域限定のICカードを購入し、さらにチャージまでするというのは、あまりにも非効率ですね。

これらのカードはタッチ決済には対応している場合もあります。北陸鉄道の路線バスは金沢市内を中心にタッチ決済に対応しています。

金沢ふらっとバス

しかし、金沢市内のふらっとバスの一部、富山地方鉄道バスは地元のICカードは使えても、タッチ決済に対応していないのが現状です。

バスをよく利用される地元の方なら地元のICカード(金沢ならIca,富山ならエコマイカ)を利用するのがいいでしょう。割引やチャージ時にポイントがつきます。福井は地域独自のカードがないので、全国共通ICカード(もしくはモバイルSuicaかICOCA)を持っておけばいいと思います。

また観光客の方で一日バスで観光される方ならフリーキップがよいでしょう。最近は紙かデジタルか選べる場合があります。

デジタルチケットについては私のブログでもよく紹介しています。

MaaSアプリ解説「WESTER」/「RYDE PASS」使い分け
鉄道チケットはここまで進化!紙・IC・MaaSアプリの違いとWESTER/RYDE PASSの使い方を徹底解説

JR西日本が提供する「WESTER」や、全国の交通チケットを扱う「RYDE PASS」などのアプリを活用する方法です。「とやま周遊2dayパス」などバスも鉄道も乗車できるものもあります。

wester

いちばんのおすすめはスマホでの決済

クレジットや交通系のカードの決済もいいですが、一番いいのはスマホでの決済で済ませることです。

スマホにモバイルSuica or ICOCAとGoogle PAYを登録しておくことによって、交通系もクレカ決済も両方すませることができます。

どのカードを出せばいいかなと悩まずにすみますね。


ここまで、北陸のバスにおける決済事情について解説してきました。 結論として、私たち旅行者が北陸の路線バスを利用する際の最適解は以下のようになります。

何度も乗車する場合はデジタルフリーパスの活用を
エリア内を何度も乗り降りして観光する場合は、事前に「WESTER」や「RYDE PASS」でデジタル版のフリーきっぷ(1日乗車券など)を購入しておく。これが最もコスパが良く、乗り降りのストレスもありません。

スマホでの決済が快適
スマホにクレジットカードとICカードのアプリ両方入れておくことによってタッチ決済か交通系両方の端末に対応することができて便利です。

備えとしての現金
残念ながら、すべての地方バス路線でタッチ決済やデジタルチケットが使えるわけではありません。山間部のコミュニティバスなどでは現金のみという路線もまだ存在します。状況に応じてデジタルチケットやを含むフリーきっぷや現金の準備をしといてください。

かつては「地方のバスは現金払いで不便」というのが常識でしたが、テクノロジーの進化により、その壁は急速に取り払われつつあります。

事前のちょっとした情報収集と、スマホやクレジットカードの準備をしておくだけで、北陸の旅はもっとスムーズに、もっと自由になります。ぜひ次回の北陸旅行では、この記事を参考に、北陸の旅でバスを利用してください。


タイトルとURLをコピーしました