敦賀駅での乗り換えに便利 乗換用IC改札について紹介
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2024年春の北陸新幹線敦賀延伸に伴い、敦賀駅の乗り換え事情が変わりました。
それまではJR小浜線と北陸本線と在来線のみの乗り換え駅だった敦賀駅が、第3セクターのハピラインふくい、新幹線、JR特急列車、JR在来線(小浜線と北陸本線)と5パターンの乗り換えが生じることとなりました。
新幹線と第三セクター鉄道で分かれただけでも遠方からの旅行者など、慣れない利用者にとっては大変です。
さらに同じ在来線でも、JRの特急列車とJRの普通列車と新快速列車が違うエリアでの発着となっていることがますます利用者が迷う原因となっています。(下の図は敦賀駅構内図)

敦賀駅の乗り換え改札機解説
敦賀駅の在来線改札内(ハピラインふくいとJR小浜線・北陸本線方面の乗り換え通路)には、「乗換用IC改札機」が設置されています。

北陸方面からハピラインや新快速列車などを利用して敦賀駅で乗り継いだ方は、見かけたことがあるかもしれません。
こちらのICカードを改札機は今年の3月に設置されました。


この乗り換え用改札機いつ使うんだろう?
今回は、この「乗換用IC改札機」をいつタッチすればいいのか、分かりやすく解説します。

まずは参考までにハピラインふくいの公式ホームページの乗り換えIC改札機の説明の画像を貼りました。
パターン別解説
ではそれぞれのパターン別で解説します。
タッチが「不要」なケース
まずは、この改札機にタッチしなくてよいケースです。
敦賀駅で途中下車する場合
敦賀駅の改札口から外に出る場合は、通常の改札機を通るため、乗換用の端末にタッチする必要はありません。
新幹線 ⇔ 特急列車 に乗り継ぐ場合
専用の「乗り換え改札」を通るため、在来線の乗換用端末の場所を通ることはありません。
すべて「紙のきっぷ」を利用している場合
新幹線⇔新快速・特急、新幹線⇔小浜線、小浜線⇔新快速・特急などの乗り継ぎで、あらかじめ紙のきっぷを購入している場合はICカードを利用しないため、タッチ不要です。
ハピラインから大阪・京都方面へICカードで乗り通す場合
ハピラインふくいでは特例として、「ハピライン沿線(大聖寺以南)⇔ 敦賀 ⇔ JR京都線(琵琶湖線)・湖西線方面」は、ICカードでそのまま通し利用が可能です。この場合も、敦賀駅でのタッチは不要です(端末周辺にも明記されています)。

つまり大阪駅から特急サンダーバードや新快速とハピラインを乗り継いで福井駅まで行く場合は、敦賀駅でICカードで途中下車したり、乗り換え改札口にタッチしなくてもそのまま福井駅まで乗り通していくことができます。
「入場タッチ」が必要なケース(IC利用の開始)
次に、敦賀駅から新たにICカードの利用を開始するケースです。
ハピラインをデジタルチケット等で利用し、敦賀からICカードに切り替える場合
(例:「北陸3県2Dayパス」などで敦賀まで来て、関西方面の新快速列車にICカードで乗る)


敦賀駅までフリーきっぷ等で来て、そこからICカードを利用する場合
(例:青春18きっぷで敦賀まで来て、そこからICカードでIRいしかわ鉄道方面へ向かう)
これらの場合は、敦賀駅からICカードの利用が始まるため、乗換用IC改札機で「入場タッチ」を行います。
※仮にタッチを忘れても、下車駅で敦賀駅から乗車した証明ができれば現金精算は可能です。しかし、敦賀駅で入場タッチをしておいた方が、下車駅でスムーズに改札を出られます。
「出場タッチ」が必要なケース(IC利用の終了)
こちらは、敦賀駅でICカードの利用を終了するケースです。このパターンは特に注意が必要です。
出場タッチを忘れると、下車駅でICカードがエラーとなり、面倒な手続きが発生してしまいます。
ICカードが使えない「小浜線」へ乗り換える場合
関西方面(JR琵琶湖線・湖西線など)からICカードで敦賀駅に到着し、小浜線へ乗り換える場合、敦賀駅で「出場タッチ」をしてICカードの運賃精算を終わらせます。
その後の小浜線の運賃は、有人駅での現金精算、または無人駅下車時の車内精算となります。 (北陸新幹線のチケットレスサービス等で敦賀駅まで来て、小浜線へ乗り換える場合も同様の考え方です)
敦賀駅からデジタルチケット等に切り替える場合
大阪方面からICカードで到着し、敦賀駅からハピラインのフリーきっぷ(デジタルチケット)などを利用する場合も、一度ICカードの「出場処理」が必要です。
「出場」と「入場」の両方のタッチが必要なケース
最後に、入場と出場の両方の処理が必要となる、少し複雑なケースです。
IRいしかわ鉄道エリアとの行き来 する場合
IRいしかわ鉄道の駅からICカードで乗車し、敦賀駅で新快速やサンダーバードに乗り換えて関西方面へ向かう場合(逆も同様)。
ハピラインふくい発着であれば通し利用の特例がありますが、IRいしかわ鉄道発着の場合は対象外です。そのため、敦賀駅で一度「出場タッチ」をし、続けて「入場タッチ」をしてJR線に新たに乗車し直す必要があります。
ハピライン沿線から「大阪より先」へ向かう場合
ハピライン沿線から乗車した場合、大阪駅までは通し利用が可能ですが、大阪より先の駅(JR神戸線や宝塚線方面など)へ向かう場合は、敦賀駅で運賃計算を区切る必要があるため、同様に出場・入場処理が必要になることがあります。
ワンポイントアドバイス 中京方面の東海道線に乗る場合の注意
ハピライン沿線の駅から東海道本線の米原より先(醒ヶ井以東)へICカードで向かう場合は、米原駅での途中下車(精算)が必要になります。
下記のJR西日本利用エリアの図のように、米原より先はICOCAエリアになっていません。

敦賀を含むハピラインや小浜線の駅から、米原をまたいでそのまま乗り継ぐ場合は、ICカードではなくあらかじめ通しの乗車券(紙のきっぷ)を購入しておくのが最も無難で確実です。
自分の乗車スタイルに合わせて確認を!
敦賀駅の乗換用IC改札機は、ご自身のきっぷとICカードの利用状況に合わせて、以下の4パターンで考えると分かりやすくなります。
| 利用方法・シチュエーション (新幹線⇔特急の乗り継ぎや敦賀駅での途中下車を除く) | タッチの要否 |
|---|---|
| 紙のきっぷだけで移動する ハピライン⇔京都・大阪方面をICカードで通し利用する | 不要 |
| 敦賀駅からICカード利用を開始する (敦賀まではデジタルチケットや紙の乗車券) | 入場タッチ |
| 敦賀駅でICカード利用を終了する (敦賀からはデジタルチケットやきっぷ、小浜線乗車) | 出場タッチ |
| IRいしかわ鉄道エリアとの行き来 き 大阪より先からハピラインの駅まで乗車する場合 | 出場→入場の順にタッチ |
せっかくなら敦賀駅で下車してみよう
そしてもし時間に余裕があるのならば敦賀駅での下車をおすすめします。
敦賀駅には駅前に「ちえなみき」という書店やスターバックスコーヒーもありますし、広い待合室もあります。


私自身も敦賀での乗り換えの際にこれらをよく利用しています。
特急列車や新幹線の乗り換え改札口からは離れていて特急新幹線の乗り継ぎの際は大変ですが、以前からある在来線ホームからであれば遠くはありません。
ぜひ敦賀駅で下車してこれらの施設でゆっくりしてはいかがでしょうか。そうすればこのICカードの問題も解決します。
この記事が、皆さんの快適でスムーズな北陸の旅、北陸から関西方面への列車旅の参考になれば幸いです。
